3年の猿橋です。6月9日(日)に代々木公園で開催された大人のタイムトライアル(OTT)のペースメーカーとして参加させて頂いた学生のコメントを掲載させていただきます。
OTTのペースメーカーは以前から私たち筑波大学陸上競技部の長距離メンバーも務めさせて頂いており、今回はほとんどの学生が初めての参加でした。以下参加した各選手のコメントです。
【スタート前にランナーの方々との写真撮影】
▶大土手嵩(体育3)
「初めてOTTに参加させていただきましたが、本当に陸上が楽しくて大好きなんだろうなということを会場にいる全ての方々から感じました。素晴らしい雰囲気の中で久し振りに楽しく走ることが出来、私自身も大きな刺激を受けました。ペースメーカー中は声を掛ける側でしたが、それ以外の場面ではたくさん声を掛けていただき、これからも応援されるチームを目指していきたいと感じました。」
▶岩佐一楽(体育1)
「記録会などで、他大学の方との交流はありますが、一般のランナーの方と一緒に走り、交流する機会がなくどのように接して良いのかわからず戸惑いもありました。また、ペースメーカーの経験もなかったので、ランナーの方との距離や、どのような声かけをすれば良いのかわからず、最初の5000mは満足な働きができなかったように感じました。しかし、レース後に一緒に走ったランナーの方に声をかけていただき、ペースメーカーのお礼を言われた時に少しは役に立てていたことを実感することができ、2本目からは積極的に声をかけ、励ましながら走ることができました。また、選手を応援する方は3レーンのギリギリまで前に出て精一杯応援されていて、走っている時も、一緒になって応援している時もとても楽しく、大会の雰囲気もとても良いものになっていました。選手ではなく大会のサポート役として参加し、大会運営の大変さだけでなく楽しさ、達成感を感じました。どの役割の方も忙しそうにされていましたが、どの方も笑顔で活動されているのが印象的でした。」
▶坂見一将(体育1)
「今回初めてペースメーカーとして参加し、5000m2本と1500m1本をペースメークしました。最初の1本は、ゆったりとしたペースだったので、ランナーの方に声掛けをしながら余裕を持って走ることができました。ランナーの方々はとても真剣な表情で自分の記録にチャレンジしていたので、こちらも気が引き締まりました。2本目は、あまり楽なペースではありませんでしたが、こちらもリズムよく、ランナーファーストの精神でペースを刻めたと思います。1500mでは正直ペースが速くて役目を果たせず、後方のランナーのサポートという形になりました。今回こうして参加してみて感じたことは、走りを楽しむことの大切さです。大学に入ってから高校に比べて練習量も増え、正直気が滅入っていた部分もあったのですが、こうした経験を積んだことで、もう一度走りについて考える良い機会をいただくことができました。これからは競技自体を楽しむことも大切にして陸上競技というものに取り組んでいきたいと思います。また機会があれば参加したいです。」
【左から岩佐、坂見、大土手】
【PMを行う岩佐(左)と坂見(右)】
▶村田修作(体育1)
「高校生のころから出たかったOTTにペースメーカーとして関われて、嬉しく思います。OTTの素晴らしい雰囲気の中走れ、多くの市民ランナーの方やボランティアの方と交流できて、とにかく楽しい1日を過ごせました。機会があれば次も参加したいです。」
▶薮下温司(社会2)
「今回、初めてOTTに参加させて頂きました。OTTの盛り上がりは高校生の頃からSNSで知っており、いつか参加してみたいと思っていたので今回参加できるのは非常に楽しみでした。ペースメーカーでは、ただペース通り引っ張るだけでなく、ランナーに声をかけながら、ランナーが少しでも走りやすいように工夫して走れました。そしてレース後にたくさんの感謝の言葉を頂いて走って良かったなと思えました。また、トラックのどこからでも声援が聞こえて、1人のランナーとしても走ってみたいと思えるような大会でした。このような機会を設けていただき、ありがとうございました。」
チームとして全日本大学駅伝予選会への3年連続での出場が途絶えてしまいましたが、10月末に行われる箱根駅伝予選会での本戦出場という最大目標に向け、夏までにできることを確実に行っていこうとチームも上向きになっております。
また、クラウドファンディングを今夏も実施しております。ご支援のほどよろしくお願いします。OTTにおきまして、クラウドファンディングのビラ配りにご協力いただきました。ありがとうございました。
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