IMAGINE THE FUTURE ~未来を想え – 筑波大学

筑波大学は、あらゆる面で「開かれた大学」を目指しています。

固定観念に捉われない「柔軟な教育研究組織」と次代の求める「新しい大学の仕組み」を率先して実現することを基本理念とし,我が国における大学改革を先導する役割を担っている。

人類社会の調和の取れた発展の鍵を担う知の拠点として,筑波大学は,知の全ての分野において「幅広い教育研究活動」を展開することが可能な総合大学です。個性と自立を基軸とし,世界が直面する問題の解決に主体的に貢献する人材の創出を目指した教育研究を充実・強化すべく、様々な目標を掲げている。


Mission

本学の箱根駅伝復活プロジェクトは、東京高等師範学校出身の金栗四三翁によって構想された箱根駅伝の原点に立ち返り、粘り強さと創意工夫に富む筑波大学らしい学生育成の場として位置づけようとするものです。

金栗翁は、今から約100年前の1912年に日本人初のマラソン選手としてオリンピック・ストックホルム大会に出場、帰国後は箱根駅伝の創設に尽力されました。1920年に第一回大会を開催し、優勝を収めたのが本学の前身である東京高等師範学校でありました。

私達はこのDNAを受け継ぎ、体育専門学群を含む多様な学群・学類学生の参加により、長距離トップアスリートの育成のみならず、社会の様々な分野で活躍できる学生の育成を目指します。

また、筑波大学の知と技を活かして箱根駅伝出場を果たし、本学における教育研究のさらなる活性化や本来あるべき学生競技の姿を示す筑波大学らしい取り組みを展開しようと志すものであります。


Vision

本プロジェクトは、箱根駅伝に対する新たなアプローチ・挑戦であると同時に、学生競技の意義を問い直し、競技スポーツの存在意義を改めて社会に訴えることを企図しております。

「Renaissance(ルネッサンス)」に込めたのは、本学の箱根駅伝本戦への出場だけでなく、箱根駅伝のさらなる価値の創造と真の意味での発展に対する密かな想いです。

ある意味で、本学の箱根駅伝復活はこのような願いを果たすための手段に位置づけられるかもしれません。つまり、本プロジェクトを通じて、実現したい姿は、「スカラー・アスリート」の輩出です。


Future

本プロジェクトが目指す「スカラー・アスリート」とは、高い競技能力と倫理観、スポーツ愛好精神に加え、高い教養と知的探究心をもって自身の能力開発を進め、将来的にはその経験を活かして社会に貢献できるような人材です。

例えばオリンピックで活躍したのち、競技の世界から離れても、それぞれ活躍の場でリーダーシップを発揮し、周囲の範たる有為な人材となることを目指します。そうした人材を育成できたとしたならば、セカンドキャリアとして、教育界、スポーツ界、産業界、国際機関などでの活躍が期待されます。

そのために、博士前期・後期課程やそこに設けられた様々な学位プログラム(国際スポーツ学、スポーツ国際開発学、高度大学体育指導者養成、次世代健康スーツ科学)での学びの可能性が筑波大学には開かれております。

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