箱根駅伝予選会での敗退から1か月以上が経過し、選手たちはすでに来年を見据えて秋のトラックシーズンを過ごしてきました。筑波大学にとって、5000mと10000mを通したトラック競技の強化は、箱根駅伝本戦出場に向けた重要な課題となっています。
また、この期間にどれだけタイムを短縮して今年を締めくくれるかは、今後の冬季練習を積んでいく上でも大切です。箱根駅伝予選会での悔しさを受け、新体制となったチームで厳しい練習に取り組んできました。
今回は10月と11月に行われた筑波大競技会⑦と⑧について報告させていただきます。(担当:寺田、伊藤)
10/22 筑波大競技会⑦5000m
この競技会には、主に予選会の選手にはなれなかったものの、トラックレースにシフトして練習を積んできた学生が出場した。夏には合宿を通してかなりの距離を走ってきており、十分な強化がなされている選手ばかりであることから、より多くの自己記録更新が期待された。1組目では、14分半前後を狙う集団と15分切りを狙う集団の2つに分かれてレースを進めるプランになっていた。
【1組目】
レース序盤、14分半前後を狙う選手たちは、事前に選手間で打ち合わせていたように1000mごとに先頭を入れ替えながら、一列の集団を形成していた。また15分切りを目標とする集団では、駅伝主将の平山大雅(体育4)が予選会から日も浅いなか、ペースメーカーとして15分切りのために集団をリードした。
前の集団が中盤あたりで分かれ始めてくると鍔颯人(体育2)、立野晴士(体育1)、堀口花道(体育2)の3人での先頭集団となる。3人のままペースを大きく落とすことなくラスト1周を迎えると、満を持したかのように堀口が先頭へ躍り出た。スパートの勢いを落とすことなくゴールし、自己新となる14’32”54をマークした。鍔、立野もラストでペースを上げ、共に自己記録を更新した。
堀口は夏までのレースでは思うような結果が出ていなかったものの、それを払拭するような力強い走りを披露してくれ、本人も自信を取り戻したようだった。15分切りを狙う集団の方もラスト1000mを切ってペースを上げた中山純静(体育3)、山本健介(人文2)が自己記録を更新した。
ここで取り上げたいのが山本だ。元来怪我が多く、今シーズン前半は1レースも出場が叶わなかったのだが、夏に入り目を見張るほどの急成長を果たし、その勢いとどまることなく箱根予選会出走メンバーにまで上り詰めたのである。
そんな山本だが、5000mの自己記録は高校時にマークした15’30”のままであり、11月にある10000m記録挑戦会のエントリー条件となる14分台を出す必要があったため、予選会からまもなくだったが今レースに出場した。結果として危なげなくベストを40”近く更新し、本人も余裕があったと言っていたことからその成長が確かなものであることを示してくれた。
【2組目】
2組目には本村春人(資源3)と大瀧圭佑(応理1)が出場した。両者とも今シーズン、練習を離脱していた期間があった。2組目は学外出場者が多く、1組目よりは望むレース展開になりづらいところがあったが、大学で初5000mとなった大瀧が高校時の自己記録を更新する走りを見せた。常に冷静に自己分析をし、自身の課題解決に対して地道に取り組む大瀧だが、ここから確実にステップアップしてくるだろう。
【堀口コメント】
怪我での離脱からのレースで不安もありましたが目標としていた自己ベストを出せて嬉しいです。
前半シーズンは記録を伸ばす事が出来ず悔しい思いをしたので後半シーズンは今回のレースの流れに乗り関カレB標準の14分20秒切りを目標に頑張ります。
【鍔コメント】
今回は自分たちで引っ張りあうレースでしたが、その中ではうまく結果に繋げることができたと思います。今シーズンもあと少しで終わるので、最後に良い締めくくりができるようしっかりと練習を積んでいきます。
〈筑波大競技会⑦試合結果〉
組 | 着順 | 氏名 | 所属 | 記録 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | 堀口花道 | 体育2 | 14’32″54 | PB |
2 | 鍔颯人 | 体育2 | 14’35″14 | PB | |
3 | 立野晴士 | 体育1 | 14’38″15 | PB | |
4 | 長谷川健太 | 資源3 | 14’51″23 | ||
5 | 中山純静 | 体育3 | 14’52″54 | PB | |
6 | 山本健介 | 人文2 | 14’52″54 | PB | |
7 | 熊谷秀人 | 国際3 | 14’57″33 | ||
9 | 小牧直登 | 体育2 | 15’22″51 | ||
10 | 小野木宏太 | 体育3 | 15’25″07 | PB | |
11 | 伊佐昂大 | 体育1 | 15’27″00 | ||
13 | 源侑也 | 応理2 | 15’57″05 | ||
2 | 4 | 大瀧圭佑 | 応理1 | 15’54″17 | PB |
5 | 本村春人 | 資源3 | 16’03″98 |
11/6 筑波大競技会⑧5000m
この競技会は、秋シーズンの最大目標を達成する上での踏み台として出場したレースであった。その意図が表れているのが、今回一部の選手が敢行した5000mの2レース連続出場の取り組みである。
10月後半から、チームは主に10000mを目標とするグループと、5000mを目標とするグループに分かれて練習しており、今回の取り組みは10000mを目標とする選手たちの10000mレースに向けてのものであった。
ここでの狙いは1レース目を最大負荷を課して走った後、時間をおかずに2レース目をスタートさせ、疲労状態でもペースを維持させて走り切ることにあった。筑波大競技会における初の試みは、身体的にも心理的にも一段上を狙う、まさにステップアップとしてのレースであった。
【1組目】
1組目がスタートし、14分半切りを目標としたイーブンペースでレースが進められる。3000m通過前で余裕のない選手が一列に進む集団から徐々に遅れを取り始めた。
一方、レース後に「余裕があった」と述べていた川﨑颯(体育1)、立野晴士(体育1)、堀口花道(体育2)、そして小山洋生(体育2)らは4000mまでペースを落とすことなく、淡々とした走りをみせる。
ラスト1000m、激しい競り合いとなり、一着でゴールしたのは1年の川﨑。14’20”の好記録をマークした。
続いて立野、小山、堀口がゴールし、立野と堀口は2戦連続での自己記録更新であった。またラストで粘ることができた小牧直登(体育2)、中山純静(体育3)、宮代和騎(体育3)も自己記録を更新した。
【2組目】
続く2組目。10000mグループの選手たちは1組目でゴールした後、数分のうちにゼッケンを付け替え、十分に息を整える前に再びスタートラインに立った。ここでは15分切りが目標とされ、比較的大きな集団でレースが進められた。
ここでも川﨑、立野の1年生コンビと2年の小山が躍動した。ラスト1周は猛烈な競り合いとなり、胸の差で川﨑が小山を交わし、14’58”79のタイムで再度組トップとなった。立野も15’02”12でゴールし、今回の競技会での2連続5000mというミッションをほぼパーフェクトで完遂してみせた。川﨑と立野の1年生二人は入学してから飄々と練習をこなしてきたのだが、いまだその可能性に底が見えない。
余談となるが、この二人の能力の高さは今年春に行った体力測定において既に数値として表れていた。筑波大では例年、体育専門学群の研究施設にて呼気ガス測定、血中乳酸濃度測定などを用いて現状の自身の体力を推し量る測定を行っている。具体的な測定値としては、VO2maxやOBLA、LT値などがある。この測定において、入学してまもない川﨑と立野であったが、二人はチーム内でトップレベルの数値を示していた。
チームの方針として1年生は春シーズンに積極的にトラックレースを狙うことはないため、レースでの強さは未知数であった。秋シーズンになり、いざトラックレースの舞台に立った二人が今、数値として表れていた能力をいかんなく発揮している。ここから、どれだけのレベルの選手に成長していくのか。非常に楽しみである。
【川﨑コメント】
第8回筑波大競技会におきまして、14分20秒31で自己ベストを約30秒更新する走りができました。今競技会は、10000mを強化して行く上での通過点という位置づけではありましたが、その中でも5000m×2というタフな内容をイメージ通りこなすことができた点は良かったと思います。ただ、関東インカレB標準まであと0.31秒届かなかった点に悔しさが残ります。シーズンオフまで更なる記録更新を目指して頑張ります。応援ありがとうございました。
【立野コメント】
今大会において、5000mに出場し14’26”32の自己ベストを更新することが出来ました。調整の無いレースであったため、まだまだいける感覚を得られたことと、2本連続の5000mを通して10000mの記録向上に向けた力を確かめることが出来たことが今回の収穫です。川﨑には負け続けているので、切磋琢磨しながら力をつけてリベンジします。
今後とも応援の程よろしくお願い致します。
〈筑波大競技会⑧試合結果〉
【1組目】
着順 | 氏名 | 所属 | 記録 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | 川﨑颯 | 体育 1 | 14’20″31 | PB |
2 | 立野晴士 | 体育 1 | 14’26″32 | PB |
3 | 小山洋生 | 体育 2 | 14’27″32 | |
4 | 堀口花道 | 体育 2 | 14’27″79 | PB |
5 | 鈴木将矢 | 医学 2 | 14’39″07 | |
7 | 小牧直登 | 体育 2 | 14’46″46 | PB |
8 | 中山純静 | 体育 3 | 14’48″59 | PB |
9 | 宮代和騎 | 体育 3 | 14’49″53 | PB |
10 | 丸子晴樹 | 工シス 2 | 14’51″39 | |
12 | 伊佐昂大 | 体育 1 | 14’58″04 | |
13 | 余村佑太朗 | 体育 1 | 15’02″44 | |
14 | 山本健介 | 人文 2 | 15’03″20 | |
15 | 長谷川健太 | 資源 3 | 15’18″91 |
【2組目】
着順 | 氏名 | 所属 | 記録 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | 川﨑颯 | 体育 1 | 14’58″79 | |
2 | 小山洋生 | 体育 2 | 14’58″83 | |
3 | 平山大雅 | 体育 4 | 15’01″16 | |
4 | 立野晴士 | 体育 1 | 15’02″12 | |
6 | 鈴木将矢 | 医学 2 | 15’07″51 | |
8 | 熊谷秀人 | 国際 3 | 15’14″85 | |
9 | 丸子晴樹 | 工シス 2 | 15’21″51 | |
12 | 斉藤一樹 | 体育 3 | 15’46″91 | |
13 | 大瀧圭佑 | 応理 1 | 15’49″03 | PB |
15 | 源侑也 | 応理 2 | 15’59″03 | |
16 | 宮代和騎 | 体育 3 | 16’04″71 | |
19 | 小野木宏太 | 体育 3 | 16’24″29 | |
21 | 伊佐昂大 | 体育 1 | 16’46″20 |
〈11月19日10000m記録挑戦競技会〉
11月19日10000m記録挑戦競技会が国立競技場で開催されました。今大会は、誰でも出場できる大会ではなく、以下の記録を昨年4月以降に突破している必要があります。
①5000m 15’00’’00未満、②10000m 30’45’’00未満
以上の参加標準記録を突破した13名の選手が、10000mのチーム平均記録を短縮すべく出場しました。
筑波大競技会⑧後から2週間の間、選手たちは10000mのレースを想定した練習を順調に積むことが出来ました。その成果を発揮し、目標記録を達成すべく、自分自身に対して果敢に「挑戦」するといった目的を持って各々がレースに臨みました。
今回は、その結果を報告させていただきます。(担当:宮代)
10月14日の箱根予選会敗退から1か月が経過した。4年生が引退し、新チームとしての最初の公式戦の試合となった。
箱根駅伝本選出場を逃し、大きな目標を失った私たちは「全日本大学駅伝出場」を目標に、来年6月に行われる全日本大学駅伝の選考会を勝ち抜くことを決心した。しかし、その選考会に出場するためには「チーム上位8人の10000m記録」を出場校20位以内に入る必要があるが、筑波大学は11月17日時点で26位。このままでは全日本大学駅伝はおろか、選考会の参加出場権さえも得ることが出来ない。
そして、来年の春シーズンは関東インカレの開催や4年生の就職活動、教育実習期間に加え、暑さによる気候の影響も考えると、10000mの記録短縮に専念できるのは、夏~秋の強化の成果を存分に発揮できる、年内の試合が最大のチャンスとなるのだ。それを自覚し、チームでは箱根予選会後からトラックレースに向けた強化を行ってきた。
選手層が未だ課題として挙げられる中で、体調不良や怪我の影響で試合の出場が叶わなかった選手が多かったことは非常にもどかしいが、出場した選手たちは「自分が記録を短縮するんだ」という強い覚悟を持って試合に臨んだ。
【2組目】
2組目には、熊谷(国際3)、小牧(体育2)、山本(人文2)、余村(体育1)の4名が出場した。この組は30分30秒切りを目標にしている選手が多く、先頭は1000mを2’58、2000mを6’00で通過した。ところが、集団が牽制し合いペースが一気に落ち、3000mを9’08で通過した。このペースの変動に対応できず、3000m手前で小牧が、4000m手前で熊谷が、集団から大きく離されてしまう。
一方で、山本と余村は、先頭集団に反応し、積極的に前方でレースを進める。2人は5000mを15’17で通過し、後半の更なる追い上げを図る。しかし、6000m手前で山本がペースを一気に落とし第2集団に飲み込まれた。余村は6人の先頭集団の中でうまく集団の流れに乗りながら、8000mを24’34で通過するがペースアップに対応できず少しずつ遅れを取った。
初10000mとなった1年生の余村が30’50’’59の力走。その後方で山本が31’22’’32、小牧が32’50’’79、熊谷が32’56’’04でゴールした。30’30切りという目標に届かず、悔しさと課題の残るレースとなった。
【4組目】
4組目には、中山(体育3)、鍔(体育2)の2名が出場した。2人は29分台を目標にレースに挑んだ。
中山は序盤目標としていた30分切りに向けて果敢に先頭集団に食らいつく。中山はこれまで後方でレースを進め後半にかけてペースアップするレーススタイルが多かったが、この日は積極的に集団に食らいついていく姿勢を見せた。後半は暑さもあり粘りの走りになったが、新最上級生としての心意気を感じさせる気迫の走りで、30’56″56 でゴールした。
鍔は夏合宿から順調に練習をこなし直前のレースでも自己記録を更新し波に乗っている選手だったが、直前に体調不良に見舞われ状態を確認するレースとなった。暑さも目立つ昼のレースということもあり、ゴールタイムは32’08″91と苦しい走りになったが、この経験を次に活かしてくれるはずだ。
【5組目】
5組目には、長谷川(資源3)、宮代(体育3)、鈴木(医学2)、堀口(体育2)、丸子(工シス2)の5名が出場した。いずれの選手も29分台を目標にしてレースに臨んだ。集団前方に、宮代、鈴木、堀口、丸子の4名、集団後方に長谷川が位置し2000mまでは3’00/㎞を切るペースで推移した。
先頭集団のペースが落ちたタイミングで、堀口が先頭に立ち積極的に集団を引っ張る。ペースの変動により3000m過ぎには集団がばらけ、堀口、丸子、鈴木の3名は先頭集団に反応し、先頭集団を形成した。反応に遅れた宮代が第2集団に、キツい表情の長谷川はその後方に位置した。
前の3人は、うまく集団の流れに乗るも、5000m~7000mにかけて先頭集団から少しづつ離されていく。その後方の宮代と長谷川もひたすら粘る時間が続いた。そのまま順位を上げられず、鈴木30’41’’52、丸子30’47″12、宮代30’47″89PB、堀口30’54″96、長谷川31’43″07という結果になった。これまでの練習を順調に積めていただけに、5人の表情には悔しさがにじんだ。
【7組目】
7組目には、川﨑(体育1)が出場した。川﨑は入学以来大きな怪我なく順調に練習を継続してきた。もともとのポテンシャルの高さは弘山駅伝監督からも一目置かれる大器だ。直前の記録会でも5000mの自己記録を30秒近く更新しており、本人はこの記録会で関東インカレB標準の突破を目標にしていた。
レースは帝京大学の集団がハイペースで引っ張る展開になったが、川﨑は落ち着いて対応する。5000mを14’31”のハイペースで通過した後も淡々とペースを刻んだ。ラストは集団の中での競り合いとなった。ゴールタイムは29’33’’88と、関東インカレB標準を突破する有言実行の走りだった。この日も、彼のレースでの能力発揮力の高さを見せてくれた。
【10組】
10組目には、小山洋(体育2)が出場した。28分台を目標に、前半から積極的なレースが求められた。小山は前半から先頭に近い位置でレースを進めた。箱根駅伝出場校の主力と前半は肩を並べるレースとなったが、後半から徐々に苦しいレースとなった。
ゴールタイムは30’06’’49であったが、前半の5000mを14’30で通過し、28分台に向けた経験を積むことが出来た。2年生ながらチームの主力として関東インカレや箱根駅伝予選会を経験してきた小山は、この悔しさをシーズン最終戦にぶつけてくれるはずだ。
【10000m記録挑戦会試合結果】
組 | 順位 | 氏名 | 所属 | 記録 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
2 | 6 | 余村佑太朗 | 体育1 | 30’50″59 | PB |
2 | 10 | 山本健介 | 人文2 | 31’22’’32 | |
2 | 19 | 小牧直登 | 体育2 | 32’50″79 | |
2 | 20 | 熊谷秀人 | 国際3 | 32’56″04 | |
4 | 12 | 中山純静 | 体育3 | 30’56″56 | |
4 | 21 | 鍔颯人 | 体育2 | 32’08″91 | |
5 | 13 | 鈴木将矢 | 医学2 | 30’41 ”52 | |
5 | 14 | 丸子晴樹 | 工シス2 | 30’47″12 | |
5 | 15 | 宮代和騎 | 体育3 | 30’47″89 | PB |
5 | 18 | 堀口花道 | 体育2 | 30’54″96 | |
5 | 26 | 長谷川健太 | 資源3 | 31’43″07 | |
7 | 8 | 川﨑颯 | 体育1 | 29’33″88 | PB, 関カレB標準突破 |
10 | 16 | 小山洋生 | 体育2 | 30’96″49 |
今回は箱根予選会後に行われた2回の筑波大競技会と、11月19日の10000m記録挑戦会の結果を報告させていただきました。
2回の筑大競においては多くの自己新記録が生まれたりと、ここまでの練習の成果を実感できる良い機会となりました。その一方で、全日本大学駅伝予選出場の記録短縮を目的に出場した10000m記録挑戦会では、設定していた目標からは程遠く、悔しさと課題の残る試合となりました。
好記録を出す仲間の存在と目標に届かなかった悔しい思いとが新たなモチベーションとなり、年内最後となる12月初旬のレースに向けて気持ちを切り替え、良い雰囲気で練習に取り組めています。今現在ステップアップしている選手たちが、今シーズン残る数試合で目標にチャレンジする様子を応援していただけますと幸いです。