春の陽光が勢いを強め、半袖姿に光る汗が目立ち始めた5月初旬。先日のロードレースでチームの中堅を担ったメンバーが5月10日、トラックでの記録更新を目指し、第247回東海大学長距離競技会に出場しました。ここではその結果を報告させていただきます。
文責:黒木聖(体育3)
本記録会には春から練習を継続してきた中間層7名が出場した。春季シーズン前半の最大目標として位置づけられた今回、選手たちには4月のレースから得た経験を結果に還元することが強く求められていた。それを後押しするかのようにスタートを間近に控えた東海大は風が凪いで日も陰り、絶好のコンディションとなった。
<5000m3組>
4組目には小嶋(応理3)、半澤(工シス3)、井上(応理2)の3名が出場した。東海大記録会では各組の出場選手が事前に申請した目標タイムに沿ったペーシングライトが導入されている。今季1500mで3分台をマークした小嶋はスピードに乗って14分35秒、初の14分台を狙う半澤と井上は15分ちょうどのライトと並走する形でレースを進めた。3000m過ぎまでは三名とも集団に食らいつくが4000mにかけて苦しくなり始め、ライトが遠のく展開に。その中でも小嶋は失速を最低限に抑える粘りの走りを見せ、14分54秒のサードベストでまとめてみせた。続く井上は最後の1kmでペースを切り替え、15分17秒で僅かに自己記録を更新。サードベストの15分23秒だった半澤を含め、最低限の水準を守り切った彼らには次こそ大飛躍を果たしてほしい。
井上コメント
理工学類応用理工学類の井上月です。支援者の方々、日々のご支援ありがとうございます。14分台を出すと意気込んだレースだけに悔しさしか残らないレースとなりました。入りを速く入ることを躊躇してしまい、いい集団に乗れなかったことが何よりももったいなかったです。ただ、この試合で自分のレースプランにこだわりすぎず全体を見てレースの流れに乗るべきであるということを知れた点は大きな収穫なので、これからの試合に繋げていきます。
<5000m4組>
5組目には小山(体育4)、成石(国際4)、相川(体育3)、岩田(体育3)が登場。14分台中盤をターゲットにレースに臨んだ。全員がレースの流れに乗り、2000mを14分30秒のペーシングライトとともに通過したが、3000mにかけて集団が分裂し始め小山、相川、岩田は後方へ位置を落とす形に。この展開の中で成石が気概を見せた。昨秋からの故障を乗り越え久々のトラックレースに戻ってきた副主将が後半にかけて徐々にポジションを上げ、4000mを11分44秒で通過。そこから更にペースアップし14分38秒と自己記録を10秒以上更新して見せた。高校時代の5000mPBから1分以上ステップアップした成石ではあるが大学での5000m出走回数はまだ一桁台。最終学年での快進撃は始まったばかりだ。
成石コメント
日頃より多大なるご支援・ご声援を賜り、誠にありがとうございます。東海大記録会5000mに出場し、14’38″74でした。11ヶ月ぶりの5000mとなりましたが、うまく集団の流れに乗ることができ、現状の力を出し切ることができました。さらに一段上のレベルに上がれるよう、一つ一つの練習の精度を高めていきます。引き続きご支援の程よろしくお願いいたします。
<結果表>
| 種目 | 組 | 氏名 | 所属 | 記録 | 備考 |
|---|---|---|---|---|---|
| 5000m | 3 | 小嶋潤 | 応理3 | 14’54″98 | |
| 井上月 | 応理2 | 15’17″42 | PB | ||
| 半澤朝陽 | 工シス3 | 15’23″59 | |||
| 5000m | 4 | 成石昌平 | 国際4 | 14’38″74 | PB |
| 小山陽生 | 体育4 | 15’13″04 | |||
| 岩田明輝哉 | 体育3 | 15’18″64 | |||
| 相川隼吾 | 体育3 | 15’24″66 |
今回の記録会ではチームを勢いづける2つの自己新記録が誕生した一方で悔しさも残る結果となりました。本レース出場者には箱根駅伝予選会突破のための高レベルで安定した走りが求められます。夏にかけての残り数試合で狙った結果を射止められるよう、スピードに加えて勝負強さにも磨きをかけて参ります。今後ともご声援のほどよろしくお願い申し上げます。


























