ここでは、6月27日〜6月28日にかけて日体大健志台キャンパスにて行われた日体大記録会の結果をご報告します。
6月末になり、前半シーズンが終わりに近づいています。この前半シーズンはトラックの記録に応じてグループ分けがなされており、大きくグループⅠ、グループIIに別れて練習を行ってきました。グループIIのメンバーは、一週前に行われた平成国際大記録会に出場し、この日体大記録会にはグループI、14分30切り以上の記録を狙うメンバーが出場しました。今後、7月に行われるホクレンディスタンスチャレンジ、五大学対校戦に出場するメンバーがほとんどですが、個々の記録向上を目指して練習に励んできたこの春シーズンの総まとめとして、現在地を把握する、ひとつ重要な位置付けのレースになりました。
例年6月は非常に暑い日が続きますが、今年はかなり涼しい日が多く、この日も時折雨が降る、涼しく、風も少ない絶好なコンディションでのレースになりました。
文責:4年・小山陽生
5000m〈7組〉
この組には、私、小山陽生(体育4)が出場しました。前回のレースで14分45秒あたりまで記録を伸ばせていたこともあり、このレースに向けて、1周、70秒の余裕度にこだわりながら練習を続けてきました。1周、70秒で刻み続ければ14分35秒、そこをひとつのターゲットにしながら、そこからどこまで記録を伸ばせるかはラスト1000mの絞り込み次第ということを考えてスタートしました。
概ね想定していた通りにレースは推移し、1周、70秒ほどで進み続けました。3000mの通過が8分43秒、少しずつポジションを上げながら、11分38秒でラスト1000mを迎えました。ここからの頑張り次第ではPBも狙えるというところで、最後はかなり苦しみましたが、14分28秒08でゴールしました。
5000mは、実に5年7ヶ月ぶりのPBでした。ここまでとても長かったです。やっとやりたかったことができました。たった1秒ですが、大きな1歩だと感じています。ここから箱根駅伝予選会に向けて夏の強化期間に入ります。今年はチームに貢献できるように、より一層覚悟を持ってハーフマラソンの準備をしていきます。今後ともご支援・ご声援をよろしくお願いいたします。
5000m〈8組〉
続く8組には、この春PBを連発してきた好調の成石昌平(国際4)、こちらも前回の平成国際大記録会でPBをマーク、やっとレースでの結果に繋がってきた荻原悠生(応理3)が出場した。2人は夏前にもう一段ステップアップするべく、14分20秒あたりをターゲットにしてスタートラインに立った。
ある程度ハイペースで押していきたいところではあったが、1周、70秒あたりで推移し、7組と同じような入りでラスト勝負の展開になった。7組よりは早い段階で集団がばらけ、3000mを前に荻原が少しきつくなり始めた。3000m通過は、成石が前で8分43秒、荻原が2秒ほど遅れて続いた。
4000m通過も7組と同じようなタイムでいき、成石のところで、11分40秒あたり。ラスト1000mの頑張りで14分30切りに届くかどうか、という感じ。14分30秒切りはこの春に達成しておきたいラインであることから、必死のスパートを見せたが、惜しくも届かず、14分30秒48でのゴールとなった。この前半シーズン出るレース全てでPBをマークしてきた成石。今回もまたPBながら、悔しさを滲ませた、、、。頼れる副主将はまだまだ上を見据えている。
3000m手前できつくなり始めた荻原は、耐えるレースとなった。調整期間は絶好調かと思われたが、今回は噛み合わなかったようだ。ピーキングの反省点をまた次に活かすことで経験値を高めていく。この時期のレースは、期末試験前になる。理系学生たちは大事なレースに大事な試験と、日々奮闘しているのである。
5000m〈9組〉
9組には中村優太(体育3)が出場した。中村は14分10秒切りあたりをターゲットにスタートした。ホクレンディスタンスチャレンジにも出場予定のため、6月末のこの時点でどのあたりまで記録を出せるか、現状確認と同時にチャレンジのレースとして位置付けていた。
チャレンジするという宣言通り、終始前の方でレースを進め、2分50秒あたりで推移する集団の流れに上手く乗りながら、時に集団を引く場面も見られた。2000mは5分40秒。3000mを前に少しペースが落ち着き、8分32秒で通過。4000mは11分25秒あたり。少し厳しいかとも思われたが、いつも通り落ち着いてレースを進めていた中村は、ラスト1000m、400mと一段、二段とスパートをかけ、14分11秒でゴールした。
惜しくも14分10秒切りには届かなかったが、見事なPBだった。14分10秒は関東インカレ5000mのB標準でもあり、中村にとってはひとつクリアしたい記録である。今回は達成ならなかったが、次回に期待がかかる。
5000m〈11組〉
11組には小林晴琉(体育2)が出場した。川﨑の後を継ぐ次期エースの1人。この日体大で自身初の13分台突入が期待された。1000mあたり2分48秒で、13分台となる。想定通り、2分50秒を切るペースでレースは進み、小林は集団の前方に位置付けた。2000mは5分38秒、3000mは8分24秒と、このままいけば絶対に13分台という絶好な展開となった。
4000mも11分12秒で通過し、4600mも12分54秒あたりで通過。ラスト400mを65秒台で来れれば13分台であったが、最後の最後に力尽きてしまったか、惜しくも14分00秒64でゴールした。こちらも見事なPB更新であったが、ギリギリ13分台には届かなかった。小林もまた7月にホクレンディスタンスチャレンジに出場予定である。今回はお預けとなったが、自身初の13分台はもう間近。
500m〈Nittaidai Challange Games〉
Nittaidai Challenge Gamesには川﨑颯(体育4)が出場した。今季、日本選手権標準13分36秒切りをひとつ大きな目標として定めていた川﨑は、1周64秒にこだわりながら練習を積んできた。3000mを7分台で通過するようなハイペースで突っ込むレースをしたいとスタートラインに立った。想定よりもゆったりとレースは進んだため、川﨑自身がレースを作った。一周66秒あたりでレースを進め、1000mは2分45秒、2000mは5分32秒。川﨑を先頭に、3000mは8分19秒。
PBを狙えるハイペースのレースを自分で作ったことで、3000mを過ぎてからはポジションを落としきつそうな場面も見られたが、なんとか粘りながら、4000mを11分07秒で通過。ラストスパートで再度ポジションを上げる場面もあったが、最後は苦しみ13分56秒45でゴールした。記録としては悔しさも滲ませたが、自分でレースをつくり、13分台でまとめられたことで、次に繋がるレースとなった。ホクレンディスタンスチャレンジで再度記録を狙う。
以下選手コメントです。
成石昌平(体育4)
『日頃より箱根駅伝プロジェクトにご支援・ご声援を賜り、誠にありがとうございます。日体大記録会5000mに出場し、14’30″48でした。14分30秒付近で安定して走れるようになり一定の成長は感じたものの、目標としていた14分10秒台はおろか、最低限達成したかった14分30秒切りも達成できず、一段階上の記録を出すための挑戦的な取り組みが不足していたことを痛感しました。トラックシーズンで感じた課題を夏季強化や予選会前の調整に活かしていきます。引き続きご支援・ご声援の程、よろしくお願いいたします。』
荻原悠生(応理3)
『日頃よりご支援賜りありがとうございます。日体大記録会の5000mは14分58秒88でした。平成国際大記録会から良い流れを作れていただけに悔しい結果ですが、原因をしっかり整理し、シーズン最後のレースを良い形で締めくくれるよう次へ繋げます。応援ありがとうございました。』
中村優太(体育3)
『先日行われた日体大長距離記録会で5000mに出場し、14’11で自己ベストで走ることができました。春先の試合では結果を残せなかった分、今回の結果は素直に嬉しく思います。ただ、関東インカレの標準記録まであと数秒足りなかったり、他大学の選手と比べるとまだまだ実力不足ですので、夏の強化で、あと数段階レベルアップできるように頑張ります。』
小林晴琉(体育2)
『日頃より筑波大学へのご支援を賜り、誠にありがとうございます。先日行われました、日体大記録会5000mにおいて14’00”64という結果でした。13分台を出すことだけを目標としていたので、目の前で逃してしまい、悔しい気持ちが大きいです。しかし、1キロごとのラップを全て2’50を切って押していけたので、着実に実力がついていると感じました。この調子で自己ベストを更新し続けます。応援ありがとうございました。』
川﨑颯(体育4)
『日頃より、筑波大学箱根駅伝プロジェクトへの多大なる応援・支援をありがとうございます。先日行われました、第24回 NITTAIDAI Challenge Gamesの5000mに出場し、13’56″45という結果でした。今大会は、来月のホクレンディスタンスチャレンジに向けた強化の一環として出場したレースにはなりましたが、課題としていたラストを上げきることができず、思うようなレース運びができなかった点に悔しさが残ります。ただ、前半に集団を引っ張ったりとあまり経験のないレース展開を自身で作れたことは収穫だったと思います。トラックシーズンオフまで期間は短いですが、丁寧な強化を経て大きな結果を残せるように精進してまいります。』





























