2024年10月19日に開催された第101回東京箱根間往復大学駅伝競走予選会にて、筑波大学は力走するも総合18位と、目標である箱根駅伝本選出場となる10位内には届きませんでした。レースの詳しい展開や結果については、結果報告レポート(1)をご覧ください。
第101回箱根駅伝予選会を戦い終えて -箱根駅伝予選会結果報告レポート(1)-
ここでは、予選会を走った選手12名のひとりひとりのコメントを掲載しています。今回の結果に対してそれぞれ異なる感情をもち、またそれぞれの言葉でその感情を表してくれました。
それでは彼らの想いをご覧ください。
<小山洋生(体育3)> 記録1:04:27(個人総合22位)
「日頃より多大なるご支援を賜り誠にありがとうございます。また、今回の箱根駅伝において盛大な声援を送ってくださりありがとうございました。個人としては全体22位と、目標の30位を上回る結果を出すことができ手応えのあるレースとなりました。しかし、予選突破することができず悔しい気持ちでいっぱいです。すでに来年の予選会に向けた戦いが始まっているのでこれまでの1年間を振り返り、予選突破のためにやるべきことを1日も無駄にすることなく積み重ねていきます。今後ともご支援、ご声援のほどよろしくお願いいたします。」
小山は第101回箱根駅伝本選に出場する関東学生連合チームに選出された。正月は桐の葉を背負い箱根路を駆け抜ける小山にぜひご声援を!
<塚田萌成(医学5)> 記録1:05:01(個人総合39位)
「日頃より筑波大学箱根駅伝プロジェクトへのご支援ご声援ありがとうございます。2020年1月3日9区での医学生ランナーの走りをみて、ずっとその背中を追いかけて今日まで走り続けてきましたが、残念ながら今回の予選会でもその目標は果たせませんでした。チームで本戦突破できなかったことにはもちろん悔しさがありますが、それ以上にこの挑戦が終わってしまったことに寂しさを感じています。まだまだ続けたい気持ちはありますが関東学連がそれを許さないので、私の思いは後輩達に託します。
日頃よりご支援いただいている皆様に箱根駅伝出場という形で恩返しすることができないことは、3年間予選会を走ってきた者として本当に申し訳なく思います。来年はきっと後輩達が大きな花を咲かせてくれると思いますので、今後とも筑波大学箱根駅伝プロジェクトをよろしくお願いいたします。」
<松浦海瑠(化学3)> 記録1:05:57(個人総合109位)
「日頃よりご支援、ご声援賜りまして誠にありがとうございます。
理工学群化学類3年松浦海瑠です。第101回箱根駅伝予選会に出走し、65分57秒で109位でした。
皆様からのご支援のおかげで、3次に渡る夏合宿を経て着実に力を着け、最高の状態で臨む事ができた予選会でしたが、個人としてもチームとしても悔しい結果となりました。しかし、前半から積極的に攻める展開で、5キロまでは全体10位ということで、来年に希望を持てる内容には出来たと考えています。それでも、後半の失速など多くの課題が見つかったレースとなりました。今年得た課題を解消し、来年こそは箱根駅伝出場を果たすため、1年かけて更なる強化を図っていきたいと思います。ここからは、我々3年生が引っ張る代となります。チームを本戦出走に導くため、運営にも力を入れ、選手としては主力として活躍できるよう、個の力をさらに高めて参りたいと思います。
結びに、これからも筑波大学箱根駅伝復活プロジェクトに変わらぬご声援賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。」
<古川幸治(体育4):駅伝主将> 記録1:06:51(個人総合164位)
「平素より筑波大学箱根駅伝復活プロジェクトへの多大なるご支援、ご声援賜り誠にありがとうございます。皆様の手厚いサポートのおかげもあり、今年はほぼ理想通りのオーダーで予選会当日を迎えることが出来ました。選手が死力を尽くして戦うことが出来たのは皆様のおかげです。本当にありがとうございます。
結果として、総合18位、個人としては164位でした。前半10kmを攻めていく戦略の中で、5km時点10位、10km時点で10位と一人当たり数秒差でしたが、後半の10kmは他大学に力及ばず、ズルズルと順位を落としてしまいました。個人順位としては50~70番あたりを目標としていましたが、駐屯地・市街地での暑さに対応することができず後半は脱水状態となって走り切ることで精一杯となりました。ピーキングもうまく合わさっていたと感じていた中での結果ですので、応援してくださった方には箱根駅伝出場という形で恩を返せなかったことは非常に悔しく申し訳ない気持ちでいっぱいです。
駅伝主将に任命されてからの1年間は、苦しいことも成長を感じることもたくさんありました。仲間の大切さを学び、勝負に勝つためにはどうすればいいか考え続けた期間でした。それだけにこの予選会へ懸けていた想いは一番大きく、人生で一番悔しい瞬間でした。来年には小山や松浦、川崎をはじめとした頼もしい後輩達が中心となって、箱根駅伝出場を果たしてくれることを信じています。今後とも学生たちと夢を追う伴走者として、変わらぬご支援、ご声援のほどよろしくお願いいたします。 」
<川﨑颯(体育2)> 記録1:07:01(個人総合173位)
「平素より多くのご支援・ご声援を賜り、誠にありがとうございます。
先日行われました、東京箱根間往復大学駅伝競走予選会において、67分01秒で個人173位でした。レース中に沢山の応援が聞こえ、また、前に追い抜かさなければならない多くの選手がいるのにも関わらず、本当に不甲斐ない走りをしてしまったと思います。1年間競技力向上のために何ができるかを常に考えながら、来年の予選会へ向かっていきたいと思います。今後とも筑波大学の応援をよろしくお願い致します。」
<鈴木将矢(医学3)> 記録1:07:13(個人総合189位)
「日頃より筑波大学を応援していただきありがとうございます。先日行われました、第101回東京箱根間往復大学駅伝競争予選会にて、チームとしては18位、個人としては67分13秒で189位でした。
今年は例年になく暑く、序盤からかなり苦しくなるようなコンディショニングとなり、個人としても当初想定していた順位でゴールに帰ってくることが出来ずに、結果的にチームとして箱根駅伝出場という結果を残せず非常に悔しい結果となりました。ですが、今回の予選会を通してチームとしても個人としても得たものもあったので、来年の予選会では必ず箱根駅伝出場という報告が出来ますようにより一層励みたいと思います。
これからも筑波大学の応援の程よろしくお願いします。」
<中村優太(体育1)> 記録1:08:01(個人総合239位)
「日頃よりご支援賜り、ありがとうございます。体育専門学群1年の中村です。先日、第101回箱根駅伝予選会に出場し、1時間8分01秒で239位、チーム内7位でした。夏の練習が上手く走れていただけに、とても悔しい気持ちでいっぱいです。しかし、今回のレースが初のハーフマラソンとなり、今後さらに強い選手となるための課題もたくさん見つかりました。冬季練習ではこの課題を一つでも多く克服できるよう頑張ります。また、初めてこのような大舞台で走ってみて、沿道からの熱い声援をもらい筑波大学がどれだけ多くの人に支援をされているのかを肌で実感することができました。支援してくださる人たちに自分の走りで恩返しできるようにこれからの練習も精進して参ります。」
<丸子晴樹(工シス3)> 記録1:08:32(個人総合263位)
「日頃より応援、ご支援いただきありがとうございます。2回目の予選会は異例の暑さの中難しいレースとなりましたが、悔しさが残ります。夏合宿を経て昨年に比べて一段力をつけて当日を迎えることができました。5km、10kmの通過をできるだけ良い順位でいきたいという思いでスタートしました。自分の中では戦略どおり攻めることができたと思いましたが、蓋を開けてみれば5kmが200位、10kmが250位と本戦の圏内に入るには足りない状態でした。それから巻き返すこともできず、順位を維持する形でのゴールとなり、今年もチームを後押しするような結果を出せませんでした。チームの戦略を100%の形で実行できない今の自分の実力を認めて、これから貪欲に練習を積んでいきます。箱根を目指すチャンスはあと一回となりました。悔いの残らないように、仲間と共に頑張っていきます。」
<堀口花道(体育3)> 記録1:09:27(個人総合309位)
「体育専門学群3年の堀口花道です。先日の箱根駅伝予選会では個人309位 69分27秒、チーム順位18位という結果でした。自分の力不足がチームの足を引っ張ってしまう結果となりとても悔しく思っています。今年こそはメンバーとして走りで貢献したいと1年間練習をしてきましたが振り返ればもっとできた事はあったのだと思います。残り1年悔いの残らないように練習に励みます。応援ありがとうございました。」
<吉田海渡(体育4)> 記録1:09:47(個人総合322位)
「今回の予選会は4年生として箱根駅伝を目指せる最後のチャンスだったため、人一倍強い思いを持って臨みました。しかし自身の力を発揮できず、結果的にチームの足を引っ張る形となり箱根駅伝への出場は叶いませんでした。最高学年としてチームに貢献できず、また今まで支えてくれたすべての方々へ走りで恩返しができずとても悔しいです。予選会通過の難しさと自身の実力不足を痛感したレースとなりました。
しかし箱根駅伝出場を目指し続けた日々はとても充実しており、競技を続けてよかったと心の底から思いました。私は今回の予選会を持って競技を引退しますが、頼もしい後輩がチームに多く在籍しているため、彼らに夢を託したいと思います。常に前を追って挑戦し続ける彼らなら箱根路を駆け抜けてくれると信じています。今回は朝早く、また気温が高いなか多くの声援ありがとうございました。皆様の応援はいまだ耳に残っているほど大きく、背中を押してくれました。今後も筑波大学陸上競技部男子長距離ブロックのご支援よろしくお願いいたします。」
<伊佐昂大(体育2)> 記録1:09:59(個人総合329位)
「日頃よりご支援賜りまして誠にありがとうございます。体育専門学群二年の伊佐昂大です。先日の箱根予選会では高温多湿の中支援者の皆様の大きな声援の元楽しく全力を出し切ることができました。本当にありがとうございました。
結果としてチームは11時間12分47秒で18位、個人と致しましては69分59秒で全体329位でした。チームの下位層として私の役割はどれだけエース達が作った貯金(稼いだタイム)を崩すこと無く上に食い込んでいけるかということでした。結果的に役割を果たすどころかむしろチームの足を引っ張ってしまい大変申し訳なく、また取り返しのつかないことをしてしまったと反省しています。昨年はスポーツ障害の連発により箱根予選会をただ沿道で応援することしか出来ませんでした。チームの同期である川﨑は昨年1年生ながらチーム内5位という非常に優れた結果を叩き出し、嬉しい反面とても悔しい感情に駆られました。来年こそは自分がチームの立役者になりたいという強い想いを持ち、今年は春の関東インカレや夏の苦しい練習を乗り越え、泥臭く陸上に向き合ってきました。ただ現実はそう甘く無く、予選会メンバーに選ばれたは良いものの他大学含め上には上がおり全く歯が立ちませんでした。
大学に入ってからレースで自分の力を出し切ることが難しくなってしまい中々思い描いた結果を出すことが出来ていません。何かが足りないことは事実でありますので、そこを徹底分析し今回の箱根予選会を経てまた次に繋げていきたいと思います。ありがとうございました。」
<金子佑太朗(工シス4):駅伝副主将> 記録1:10:45(個人総合359位)
「日頃より多くのご支援を賜り、ありがとうございます。箱根駅伝予選会に出場し、70:45でした。
厳しい気候コンディションにより本来の走りができなかったことは事実ですが、それも含めて実力であり、自分の弱さと詰めの甘さが出た結果だと思っております。1年間箱根駅伝出場を目指しエースとしての走りを追い求めてきましたが、最後に情けない走りをしてしまい、チームメイトや支援者の皆様には非常に申し訳ない気持ちでいっぱいです。個人として箱根駅伝に出場することは叶いませんでしたが、学生連合に選出された小山洋生はじめ、頼もしい後輩たちが必ずこの目標を達成してくれるはずです。今後とも変わらぬご声援をよろしくお願いいたします。4年間ありがとうございました。」