10月6日に第102回箱根駅伝予選会のエントリーメンバーが発表されました。私どものチームからは以下の14名をエントリーいたしましたので、監督の木路から予選会に向けたチーム状況等を報告させていただきます。
駅伝主将
小山 洋生(体育4年 埼玉:所沢北高校)
駅伝副主将
松浦 海瑠(理工4年 静岡:浜松西高校)
駅伝副主将
川﨑 颯(体育3年 大阪:東海大仰星高校)
鈴木 将矢(医学4年 愛知:岡崎高校)
堀口 花道(体育4年 群馬:高崎高校)
丸子 晴樹(理工4年 山形:米沢興譲館高校)
成石 昌平(国際3年 埼玉:川越高校)
余村祐太朗(体育3年 広島:広島皆実高校)
小山 陽生(体育3年 福井:美方高校)
中村 優太(体育2年 福岡:明善高校)
高久 浩輔(体育2年 福島:会津高校)
荻原 悠生(理工2年 山梨:甲府南高校)
小林 晴琉(体育1年 愛知:時習館高校)
神崎 晴彦(体育1年 愛知:名経大高蔵高校)
医学6年生となる塚田をはじめ、強力な4年生が抜けたチームは、小山洋、川崎の2トップとそれに続くメンバーとの力の差が例年より少し開いてしまい、箱根駅伝予選会を見据えると少し不安な気持ちを持ちつつ4月の新年度シーズンを迎えることとなりました。その懸念は小山洋、川崎が大学トップレベルに成長すればするほど大きくなっていきました。
そこで、例年7月中旬まで前半試合期として設定している中間層以下のグループを思い切って6月22日で終了し、約2か月間かけて予選会突破に向け必要なレベルの強化が出来る基礎体力の準備期間としました。徐々に蒸し暑くなっていくつくばで登坂走やじっくりとした距離走、トータルで2時間動かし続けるサーキットトレーニングなど地道で泥臭いトレーニングに真摯に取り組みました。
そのような地道な取り組みの結果、8月15日から8月25日までの福島県西郷村でのチーム合宿、熊本県水上村(8月29日~9月8日)、長野県菅平高原(9月12日~9月19日)での2回の選抜合宿を大きな離脱者なく、例年以上の質の高い強化期間を終えることができました。
そして迎えた9月28日の10000m記録会では例年以上の23名で臨むことができ、29分台4名、30分台13名と前半シーズンの懸念を見事に払しょくする良い仕上がりを見せてくれました。(試合報告はこちらから⇒http://tsukuba-hakone.win/topics/10000m/)
この10000mと水上村での26km走の残り10kmの上りタイムと菅平での20km変化走の結果を総合的に判断して、上記14名をエントリーメンバーとして選出いたしました。
このメンバーは常に予選会突破するために必要な力はという目線で夏の強化に取り組み選出された箱根駅伝に出るために必要な力を養った14名となり、自信を持って予選会突破に臨めるチーム編成ができました。また、4年生5名、3年生4名、2年生3名、1年生2名と非常にバランスの良い構成となっています。
この順調なチーム編成ができたのも皆川、塚田、金子の昨年、一昨年の予選会経験者のサポートのおかげです。授業、実習、実験のために選抜合宿に参加できずにつくばでの選抜強化をせざるを得なかった鈴木、丸子の強化の質が担保できたのは本当に3人のトレーニングパートナーのおかげです。特に同じような境遇で3年、4年と予選会上位の成績を残した塚田の存在は、鈴木、丸子の大きな道しるべとなったことだと思います。
箱根駅伝予選会を突破するためのトレーニングを消化し、学内のポジションではなく他校と戦う視点を持つことで成長し、箱根駅伝で終わることなく次のインカレで戦える選手に育っていくという流れは、私たちが箱根駅伝に取り組む基本姿勢であると考えます。だからこそ私たちは箱根駅伝への復活を求め続けなければならないと考えます。
予選会突破という結果で、皆さまと喜び合えるよう精一杯頑張りますので、学生たちの「本気」の取り組みへの変わらぬご支援、ご協力を宜しくお願い申し上げます。





















