2024年4月1日付で、男子駅伝監督に就任いたしました木路監督よりご挨拶申し上げます。
<就任のご挨拶>
皆さまにおかれましては、日頃より筑波大学箱根駅伝復活プロジェクトの活動に対し、あたたかいご支援、ご声援を賜り、誠にありがとうございます。
この度、男子駅伝監督(筑波大学箱根駅伝復活プロジェクト責任者)の任を務めることとなりました、木路修平(きじしゅうへい)です。
私は、26年ぶりの箱根駅伝復活を経て、箱根駅伝常連校への更なるレベルアップを目指した学生たちの意欲的な取り組みと同時に、新型コロナウィルスという未知のものとの戦いが始まった2020年4月に本プロジェクトのコーチに着任いたしました。着任してからは厳しく制限された状況におかれても、箱根駅伝常連校定着という大きな目標達成に向けて自身のやれること、やるべきことに真摯に取り組んでいる学生の姿を間近に見ながら、その目標を達成させてあげられず、悔し涙ばかり流させている自分に歯がゆさを感じてばかりの4年間でした。
今回、コーチから監督へと立場が変わるにあたり、不安が全くないとは言えませんでしたが、目標達成に向けた学生の変わらぬ取り組みをみていると、学生たちの想いの実現のサポートとその取り組みを通した人づくりという、私がやるべきことも何も変わらないのだということを改めて感じることができ、今ではワクワク感の方が勝るようになりました。
弘山前監督が築き上げられた、高い競技能力と倫理観、スポーツ愛好精神に加え、高い教養と知的探究心をもって自身の能力開発を進め、将来的にはその経験を活かして社会に貢献できるような人材「スカラーアスリート」の育成を目指した本プロジェクトの取り組みを停滞させることのないよう、まずはやれること、やるべきことを一つ一つ背伸びをせずに丁寧にやっていきたいと思います。
再び、箱根駅伝出場の喜びを皆さまと分かちあえるよう選手、スタッフ一同、日々努力を重ねていきたいと思いますので、引き続き、筑波大学男子長距離チームおよび箱根駅伝復活プロジェクトの取り組みへの変わらぬご支援、ご声援をよろしくお願い申し上げるとともに、就任のご挨拶とさせていただきます。
筑波大学 陸上競技部
男子駅伝監督 木路 修平