26年振りに箱根駅伝への扉を開く!
-箱根駅伝予選会・エントリー選手と応援のご案内-
男子駅伝監督 弘山
第96回箱根駅伝予選会が間近に迫り、我が筑波大学チームは、10月26日(土)の決戦に向けて、箱根駅伝本戦出場を目指して最終調整に励んでいます。
今年は昨年までと違い、7月中旬~9月中旬の2ヶ月間、じっくりと走り込みを敢行。質の高い実践練習を9月中旬以降に導入するまで、焦らずに練習を積み重ねてきました。その成果が表れ、9月の合宿(今夏4回目)では、多くの学生が昨年の内容を上回る練習を消化するなど、大きな成長を遂げることができました。
9月末の筑波大学競技会では、強化練習そのままに(調整することなく)出場し、金丸と猿橋が29分台の自己記録をマーク、1万mに初挑戦した山下や伊藤太貴、岩佐、小林(←Bグループで練習してきた学生たち)が30分30秒前後で走るなど、チーム全体の走力の高まりを学生たちは実感することができたはずです。
その記録会から3週間、挑戦する数々の練習を“当たり前の顔”で消化する学生たちが常に目の前にいました。そんな頼もしさ増した学生たちの姿を見ると「皆んな強くなったなぁ」と、この短期間での変わりようには感心するしかありません。(再三お伝えしてきた)激しい選手争いがもたらしたチームの成長は計り知れないほど大きかったのだと思います。
もちろん、この成長は、ライバル心だけでは無理です。大土手駅伝主将と尾原駅伝副主将、上迫駅伝主務を中心に、全員が結束した中で、良い雰囲気を作り出すための努力を互いがしてきたからだと思います。本当のチームが出来上がってきた証でしょう。
そうした急成長を遂げたチームから選ばれた学生は下記の14人。
氏名 | 学群 | 学年 | 1万mベスト記録 |
---|---|---|---|
川瀬宙夢 | 医学 | 5 | 29分54秒50 |
金丸逸樹 | 体育 | 4 | 29分50秒21 |
大土手嵩 | 体育 | 3 | 30分14秒20 |
相馬崇史 | 体育 | 3 | 29分27秒77 |
児玉朋大 | 体育 | 3 | 30分05秒45 |
猿橋拓己 | 理工 | 3 | 29分53秒99 |
西 研人 | 体育 | 3 | 29分52秒34 |
渡辺珠生 | 体育 | 3 | 29分55秒63 |
山下和希 | 体育 | 3 | 30分30秒65 |
杉山魁声 | 体育 | 2 | 30分27秒30 |
伊藤太貴 | 体育 | 2 | 30分33秒53 |
山本尊仁 | 理工 | 2 | 30分50秒54 |
岩佐一楽 | 体育 | 1 | 30分33秒46 |
小林竜也 | 体育 | 1 | 30分32秒27 |
上位10人の1万mベスト記録の平均は30分01秒。全員が走力を増している現段階では、さらに上のタイムを見積ることが可能と考えられますが、箱根駅伝予選会では、トラックの記録はあくまでも参考にしかならないものです。己を信じ、チームを信じて、養った力を思う存分発揮できれば、ハイレベルな箱根駅伝予選会でも通用すると思っています。
とにかく学生たちは、チームメイト(であり良きライバルたち)と切磋琢磨してきました。とくに、この3ヶ月間の集中力は素晴らしかったと思います。あとは、10月26日に調子のピークを持っていくだけです。
26年振りに開く箱根駅伝の扉に向かって、チーム一丸となり精一杯の走りをしてくれることと思います。
大学はもちろんのこと、本学卒業生、本学陸上競技部OBOG会、茗渓会、クラウドファンディング支援者の皆さま、学生の保護者、優秀な高校生を送ってくださる高校の先生方、挙げればきりがないほど多くの方々に協力をいただき、本プロジェクトは動いています。その方々と共に喜ぶために、私たちは全力で戦います。
熱い応援をよろしくお願い致します。
最後に、第96回箱根駅伝予選会の応援についてのご案内です。
10月26日(土)午前9:35スタート
距離:ハーフマラソン
陸上自衛隊立川駐屯地(約8.2km)⇒公道(約5.7km)⇒国営昭和記念公園(7.2km)
↓会場への入場、駐車場、応援時のお願い事項など↓
ご来場の皆さまへ(関東学連HPより)
ゴール後、『みんなの原っぱ』に、本学の“のぼり旗”を掲げて陣地を確保しますので、応援に来ていただく方々も是非お集まりください。その場で、陸上競技部や長距離チームから結果報告をさせていただきます。