勝谷徳仁が、大幅な自己記録更新!
関東インカレA標準記録に僅か(3秒)届かず。
11月21日(土)慶應義塾大学日吉陸上競技場にて関東学生陸上競技連盟主催の「10000m記録挑戦会」が開催された。
筑波大学からは、5名の学生が出場し、第9組で走った勝谷徳仁(3年)が従来の自己記録を20秒以上更新する29分33秒で走破した。
この日、勝谷は、関東インカレのA標準記録(29分30秒)を突破することを目標に記録会に臨んだ。
レースは、明治大学の横手選手が飛び出す流れ。第2集団は3000mを8分42秒で通過する順調なペースで進んでいく。勝谷は第2集団につけ記録を狙っていたが、集団のペースが3000m以降上がらず、1km3分前後のラップを8000mまで刻むことに。終始余裕があった勝谷は、記録を狙って残り4周で飛び出したが、自分のイメージほどペースが上がらずに、大幅に自己記録を更新するも、目標とする記録まで僅か3秒届かない結果に悔しさを滲ませた。(嬉しさ半分、悔しさ半分と言ったところか)終わって「A標準切れずにすみません!悔しい!」と話していた。
また、箱根駅伝の学連選抜チームのメンバーに選出されている吉成祐人も調整で出場した。箱根駅伝予選会終了後から練習量が落ちている(卒論で忙しい)こともあって、不本意な結果に終わった。これから調子を上げていき、箱根駅伝にしっかりと合わせていくと誓っていた。
勝谷のコメント
3000まで70秒を切るペースで進んでおり、そこから先頭が集団から抜けましたが、リズムを守りながら余裕をもって第2集団でレースを進めていました。
このままなら29’30″を切れると思ってラスト3000mから切り替えようと思っていたのですが、72秒を超える回数が中盤多くなり、ラスト3000でも集団が上がらないままついていたので、タイムロスをしてしまいました。
ラスト1500mあたりから集団を引っ張ったのですが、一気に切り替えることができず、ラスト100mから何人かに抜かれてしまい、目標としていた30秒切りはできませんでした。
今シーズンは練習の成果を十分発揮できないことが多かったのですが、狙っていた試合で最低限の走りができたことにホッとしています。
ただ、あと3秒というのが今の自分の弱さであるので、今日の結果に満足せず次の日体大記録会、そして来シーズンにつなげていきたいです。
応援ありがとうございました!
吉成のコメント
5000mを14’58″で通過し、そこからキツいと思ってしまってから、完全に動きが崩れてしまいました。ラスト2000mで立て直せたことを考えると、精神的なところが大きかったと思います。学連選抜として力んで試合に挑んでしまったこと、粘る走りができなかったことが反省点です。
次の日体大記録会では代表としての走りができるようにしたいと思います。応援ありがとうございました。
氏名 | 組 | 順位 | タイム | 従来の記録 |
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小林 | 3組 | 9着 | 31分35秒00 PB | 32分08秒35 |
森田 | 4組 | 4着 | 30分43秒97 | 30分36秒76 |
才記 | 5組 | 18着 | 31分34秒90 | 30分59秒42 |
吉成 | 7組 | 14着 | 30分48秒52 | 29分48秒18 |
勝谷 | 9組 | 5着 | 29分33秒10 PB | 29分54秒34 |