今夏3回目となる強化合宿が、9月8日より長野県の菅平高原にて実施されている。7月と8月で過去最高の走り込みを消化。しっかり練習してきた“その成果”を出しながら、よりレースに近いペースで実践練習を積んでいくことを目標とする合宿である。
菅平高原は標高が1200m以上ある準高地であり、練習の負荷は若干高まる環境。ただ、標高が高い分、気温が低いために、この時期はとても走りやすく感じる。秋シーズン直前ということで、箱根駅伝を目指す多くの大学陸上競技部が合宿として訪れているので、自然と緊張感が高まってくるというものだ。
そんな気分の高揚がある環境で、筑波大学の学生たちの勢いも増している。日本インカレ1500mで4位入賞した才記を中心に、伸び盛りの2・3年生や元気な1年生が加わり、質の高いトレーニングを積むことができている。先日の30km走でも、皆の走力が高まっていることを実感できる“走り”を何人もが披露した。この勢いを継続していきたいところである。
そうは言っても、8月までの走り込みで故障してしまい、現在、練習から離脱している選手も少なくはない。これ以上の戦線離脱者を増やさないためにも、スポーツ障害の発症には十分に注意しなければならない。そのために、毎日のセルフケア、アイシング、トレーナー帯同によるコンディショニングが続けられる。「練習を頑張るのは当たり前」であり、練習した分を回復させてこそトレーニング効果が生まれるものなので、日々の緊張感を失わずに、やるべきことをきちんと実行しながら過ごしていきたいと思います。
最後に、オーダーしたセカンドユニフォームが合宿先に届きました。気合いが入ります!