4月9日の入部説明会を経て、4月13日の入部手続き式には18名(学群生16名、学院生2名)が集まった。昨年の9名には及ばないが、14分台の記録(5000m)を持つ者が6名いる。これで長距離パートの人数は40名を超えることになり、高い意欲に溢れる新人の加入で益々活気を帯びるチームには期待感で胸が躍る。新しいスタッフ2名(アシスタントコーチ、コーチアシスタント)も加わり、箱根駅伝出場に向けて、チームの成長が加速することは間違いないだろう。
新入生の主な顔ぶれを簡単に紹介すると
・世羅高校でキャプテンを務めていた幟立(世羅高校)
・国体少年B3000mで7位入賞の井内(鳴門高校)
・全国高校選抜2000mSC入賞の杉山(専大松戸)
・都道府県男子駅伝代表(中学時)の伊藤(岡崎北高)
・全国高校駅伝に静岡県代表で出場の河合(浜松日体)
上記5名は全国レベルの大会に出場した経験を持つ。
井内や河合のスピード能力は非凡であり逸材としての片鱗を見せている。その他、高校1年で14分48秒をマークしながら貧血に悩まされた田中を筆頭に、磨けば輝くであろう原石ばかり。これからどんな選手に成長してくれるか、非常に楽しみである。素質の芽を摘まないように、まずは、基礎トレーニングを徹底的に実施している。
新しいスタッフが2名配置されたことに加え、学生が成長し厚くなった選手層から、チームの成長を約束させる強化方針の転換が今年度から始まった。今までは、選手層の薄さから、1年生も初年度から箱根駅伝の予選会を目指すことが強いられてきた。基本を非常に重視する弘山コーチの意に沿わない強化策が採られてきたことは否定できない。
しかし、今では、14分台が27名(学院生2名含む)という選手層になり、1年生は徹底した基礎トレーニングに取り組むことができる余裕がチームに生まれた。弘山コーチの理論と理解力のある学生との共同作業は始まったばかりだが、互いに手応えを感じ始めているようだ。磨けば光る原石がどう育つか、未来の姿を想像すると楽しくなる。
それほどに “Road to 箱根駅伝” を歩み始めた新入生の目は輝きを放っている。
以下、1年生のトレーニング風景を少し紹介
まずは、柔軟性向上と関節可動域の拡大
↓新しく加わったメンバーのプロフィール↓
http://tsukuba-hakone.win/member/