9/19-22に神奈川県川崎市Uvanceとどろきスタジアムで第92回日本学生陸上競技対抗選手権大会(全日本インカレ)の結果を報告させていただきます。(文責:熊谷)
男子長距離ブロックからは10000mに金子佑太朗(工シス4)と小山洋生(体育3)の2名が出場した。チームは9/17日まで菅平高原で最終合宿を行っており、出場する2名も夏の過酷な強化の一環として出場した。日中は9月とは思えない暑い気候で夕方にはゲリラ豪雨によって競技が一時中断となり男子10000mは20時25分startに変更された。20時を過ぎても湿度が高くレース前からタフなレースになることが予想された。2人は10月の箱根駅伝予選会のラスト10キロを想定して身体がきつい中でも集団の中で我慢し、勝ち切ることをテーマにレースに臨んだ。レースはスタートから留学生6人から形成された第一集団と日本人集団に分かれる展開になる。金子は序盤日本人集団を引っ張り中盤からは集団の前方でレースを進める。小山も金子の後ろにピタリとついて力を溜めながらレースを進める。集団は1000mを3分ほどのペースを維持しながら暑さの影響もあり集団から1人、また1人と零れ落ちていく。集団が5-6人に絞られた6000m付近で少しずつ小山が集団から遅れ始める。金子は終始きつそうな表情を見せながらも集団に食らいついていく。8000mを過ぎて集団から抜け出す選手がスパートをかけたタイミングで少しずつ離され始める。それでも2名とも予選会を想定して懸命に最後まで駆け抜けた。
【最終結果】
金子佑太朗(工シス4)30’09″50 11着
小山洋生 (体育3) 30’34″16 13着
金子のコメント
日頃より多くのご支援を賜り、ありがとうございます。
日本インカレ10000mに出場し、30分09秒50で11着でした。
入賞と日本人トップを目指していたにも関わらず、終盤の競り合いに全く加われなかった点にタイム以上の悔しさと不甲斐なさを感じるレースでした。筑波大学のエースとして、予選会では勝負にこだわったレースをします。
応援、サポートありがとうございました。
小山のコメント
日頃より多くのご支援を賜り誠にありがとうございます。今回のレースではでは陸上競技部に得点で貢献できるよう入賞を目指していましたが、目標を達成することができませんでした。しかし、記録会では経験できないレース特有の雰囲気や展開を経験し、得られたこともありました。7月から2ヶ月ほどいいトレーニングが積めているので箱根駅伝予選会突破に向けて仕上げていきます。今後ともご声援のほどよろしくお願いします。