第8回オトナのタイムトライアル(OTT)は、1月6日(日)に東京の駒沢陸上競技場で開催され、約1000人のランナーが参加し大いに盛り上がった。筑波大学からは、池田親(3年)と児玉朋大(2年)、杉山魁声(1年)の3名の学生がペースメーカーとして参加。その学生からのOTT参加レポートです。
競技開始は朝の9時。僕たちは、その1時間前に集合し、受付と打ち合わせを済ませると、あとは自分たちの担当レースに向けて準備する流れでした。
会場入りすると、レースに出場するわけでもないのに、ワクワク感が自然と湧いてきました。それほどに、会場の雰囲気は抜群です。「準備は大変なのだろうな」という憶測とともに、その素晴らしさに感嘆するばかり。
競技は、5000mが12組、10000m3組、キッズ1000m、10000m4組目と全部で17組も組まれ、熱気が凄い。有名な選手がペースメーカーを務めることもあるとは思いますが、きっと、ニューイヤー駅伝や箱根駅伝を観戦してすぐのレースに皆さんのモチベーションは最高潮になっているからかな!?と思ったりしました。
僕たちペースメーカーに課せられる任務は、ペースメイクという大事な役目もありますが、それよりも大切にしたいことが「参加者の皆さんと一緒に走り、声を掛けて励まし、気持ち良く走ってもらうこと」でした。できる限り「まだ大丈夫!」「カラダ動いてますよ!」「諦めないで!」などのポジティブな言葉を絶えず掛け続けるように意識しました。
スタート直後は混雑して危ないので4~5レーンを走り、その後は2レーンを走るようにしました。向かい風が強いところは、1レーンに入り風よけになるように臨機応変にランナーのことを考えて走りました。
ゴールすると、一緒に走った参加者の方から「ベストが出たよ!引っ張ってくれてありがとう!」「声を掛け続けてくれてありがとう!」という感謝の言葉を沢山いただきました。わざわざ自分たちのところまでお礼の握手に来てくださる方も多かったです。僕たちまで幸せな気分になりました。
一緒に写真を撮ったり、会話もできて、多くのランナーさんと交流することもできました。「箱根駅伝出場に向けて頑張ってね!」「筑波大を応援するよ!」と逆に励ましていただき、とても有意義で至福の時間でした。ありがとうございました!
こんな素晴らしい気分を味わい、僕たちがホスト役を務めるイベント『なないろスポーツフェスタ』に向けて、俄然やる気が出てきました。4つのプログラムの一つに『なないろリレーマラソン』があり、僕たちは、要請されれば「チームのメンバーの一員として参加」(先着20チーム?)と「助っ人としてチームに一時参加」で参加者の皆さんと一緒にリレーマラソンを楽しみます。
この企画をするのは、筑波大学の駅伝チームが多くの方々と交流し親睦を深め合い、応援してもらうチームになりたいからです。僕たちと一緒に走りましょう!もちろん、箱根駅伝を走った相馬も助っ人選手で準備します。是非ご参加ください。
なないろリレーマラソン@なないろスポーツフェスタ
http://nanairo-festa.world/programme/relay/
【参加した3名のコメント】
<池田 親>
「かなり多くの人数が参加しているイベントに、筑波大学として参加させてもらえたことに感謝しています。多くの方々から、応援しています、がんばってください、と声をかけていただいて、皆さんを応援しに来ているはずが逆に元気をもらってしまいました。自分自身が並走しながら自分が発した声援に恥じぬよう、僕自身も頑張ろうと思います。」
<児玉 朋大>
「OTTに初めて参加させていただき、非常に楽しく走ることができました。走る楽しさの再確認になりました!また、筑波大学の広報になり、実際にスタート前にちょっとしたインタビューを親さんがされていて、筑波大学について聞かれていました。知名度の高い親さん、相馬、金丸さんが参加されるとなお広報になると思いました。こういう機会に積極的に参加していけたらいいなと思います。」
<杉山 魁声>
「走ることの楽しさを再認識することが出来たと同時に、様々な人に応援されていると実感した大会でした。僕たちを招いていただいたことに感謝の気持ちで一杯です。OTTに関わってくださった皆様、とても楽しい時間を過ごさせていただき、ありがとうございました。皆様の頑張りに負けないように、僕も頑張っていきたいと思います。」
詳しくは「OTT 公式WEBサイト」でご確認ください
オトナのタイムトライアル公式ホームページ