今夏の第2回目となる強化合宿は、福島県西郷村の白河甲子高原にて、流通経済大学と合同で実施した。競り合いながら、時には、共に励ましあいながら、過去最大の走り込みを敢行した。
厳しい練習がひたすら繰り返される日々。疲労困憊で動かぬ脚をただ前へと運ぶのみ、という練習もある。それでも、筑波大学の学生たちは、音を上げることなく、最後までやりきった。自分たちの可能性を高めるには、「カラダをどれだけ壊せるか?」であり、その壊した身体を回復させることで、トレーニングの成果を得るしかないのだ。
壊した数だけ、壊した大きさだけしか、私たちは、前に進むことができない。
昨年はあっけなく散った予選会。今年は「少しでも通用したい」「勝負に加わりたい」という思いが強い。この夏を乗り越えた先には「予選会で戦えるかもしれないな」そんなチームの雰囲気が生まれるはずだ。
今回の合宿には、陸上競技部長距離出身の卒業生が2名、大学の先生と職員の方が2名、管理栄養士さんが、わざわざ激励に訪れてくれました。たいへんありがたく、学生も期待・応援されていることを強く感じています。プレッシャーではなく、芽を吹き出しつつあるムーブメントを追い風に変えて頑張っていくと思います。
今回の合宿では多くの方々にご協力をいただきました。宿泊先の「はなのや」さん「那須甲子青少年自然の家」さんには、たいへんお世話になりました。練習では「堀川ダム管理事務所」「西郷村運動広場」にご協力をいただきました。そして、流通経済大学さんにもお世話になりました。この場をお借りし、御礼申し上げます。ありがとうございました。