こんにちは。新３年の猿橋です。

この春より箱根駅伝復活プロジェクトのサイト運営に学生も携わっていきます。それに伴い今回のブログを私が担当させていただきます。

遅くなりましたが２月、３月に行われました「丸亀ハーフマラソン」、「神奈川ハーフマラソン」、「玉名ハーフマラソン」、「東京マラソン」、「学生ハーフマラソン」の結果報告と反省をさせていただきます。（※学年はレース当時のもの）

・丸亀ハーフマラソン

昨年の箱根駅伝予選会で上位に入った３人と、１月の赤羽ハーフでPBを更新し、伸び盛りの杉山が出走。高速レースで行われる本レース。出走した４選手ともに前半のオバーペースから後半に失速してしまいました。予選会において他大学の上位選手に競り勝つことが求められる選手である以上、このようなレース展開でもまとめる力が必要であると実感しました。

・神奈川ハーフマラソン

新４年の藤田が地元の神奈川で凱旋レースとして出走。１０月の予選会から１分以上タイムを伸ばしてPB更新。しかし、5000ｍで14’05″63と現チームでトップの走力からするとまだ物足りないタイムだと感じられます。春からトラックシーズンが始まり、インカレでの激走や、先輩である森田さんの持つ筑波大記録更新にもご期待ください。

以下、本人コメントです。

「コースが平坦で気象条件も良く、丁度良いペースの集団を見つけられたため、苦しい時にフォームを意識し、立て直しを図りながら走れました。しかし、まだまだ他大学の選手と比べると力不足であるため、箱根駅伝予選会を見据えて、今後の練習に取り組んでいきたいです」

「力走する藤田」

・玉名ハーフマラソン

九州出身の二人が熊本県玉名市で開催された玉名ハーフマラソンに出場。玉名ハーフマラソンは本大学と関わりの深い金栗四三先生の功績を讃えた大会です。また、このレースは日頃よりご支援いただいている「筑波大を応援する玉名の会」様のご尽力により、上記の２名が走らさせていただきました。結果で恩返しすることはできませんでしたが、今の現状を知り、目標へのアプローチの仕方を色々と考えさせられるいい機会となりました。

以下、本人コメントです。

「気象、コースと好条件のレースだったのですが、入りからオーバーペースになり、その後は単独になって、自分でペースをつくれませんでした。後半、やっと持ち直しはしましたが力不足が露呈するレースとなりました。箱根駅伝予選会を見据えてしっかりと練習を積んでいきたいです。（児玉）」

「箱根予選に向けて試合感覚で走ることを決めていたため、前方グループで走っていましたが1キロ3分をきるハイペースであったため早々について行くことが出来ず、そのままズルズルとペースダウンしてしまいました。出走者が70人ほどと少なかったため、折り返してからは単独走が多く、巻き返すことが出来ませんでした。お金を出していただき、このような試合の機会を頂いたので今回の結果は非常に悔いの残るものとなりました。改めてレースやレース前の練習、生活を振り返ってみて、改善の余地が至る所にあると感じたので来年度飛躍できるように頑張っていきたいです。（田川）」

「最後の力を振り絞る児玉（左）と田川（右）」

「筑波大を応援する玉名の会様との写真」

・東京マラソン

駅伝副主将の金丸が単独で東京マラソンに出走。初マラソン、雨の気象条件の中でしたが見事2:22:05で完走しました。

StartからFinishにかけての通過タイムと通過順位は以下の通りです。後半になるにつれ順位を大きく伸ばしていきましたが４０kmを通過して以降、エネルギー切れによりラップタイムが大幅に落ち込んでしまっています。マラソンの難しさと厳しさを痛感しました。

以下、本人コメントです。

「悪天候の中での初マラソンとなりましたが、自分に負けず、42.195km走り切った経験は人生の宝物になりました。次は箱根駅伝出場を果たし、更に価値のある結果を全員で勝ち取れるよう頑張っていきます！」

「42.195kmのゴールに向けラストスパート」

・学生ハーフマラソン

学生ハーフは箱根駅伝予選会のコースと被る部分も多いため、多くの選手が出走。冬季の強化練で培ってきたものを示すレースとなりました。中でも新５年の川瀬、新３年の猿橋、尾原、山口がPBを更新し、今年の箱根駅伝予選会に向けて何か掴めたような感覚があります。一方で、70分以上かかる選手が半数以上いることはチームとしても大きな課題であると思います。選手層が厚くない筑波においては現段階でBチーム、Cチームの選手がどれだけ上位のメンバーに迫る走りをできるか、つまりチームの底上げに徹底しなくてはなりません。

「赤羽に引き続きチームトップの川瀬」

「PBを更新した猿橋、尾原の新３年ペア」

以下、本人コメントです。

「１月中旬から、２月にかけて足を痛めており、長期的に冬季の強化練習から離脱していました。故障期間中はバイクトレーニングでの心肺の追い込み、フォームの見直し、改善といったことに集中でき、今思えば自分を見直すいい機会であったと思います。しっかりと強化を踏み、調子を合わせれば更にタイムは伸ばせると感じられました。シーズンも始まりますので、結果をしっかりと残せるよう今以上に精進していきます。（猿橋）」

「序盤はうまくペースをつかめず、思ったより遅くなってしまい、もったいなかった。しかし、冬の強化の成果が表れたレースとなり、自信となった。箱根駅伝予選会にむけて、さらにレベルアップを図り、本戦出場に貢献したい。（尾原）」

この冬季は量・質ともに高いレベルでトレーニングしてきました。また、箱根駅伝予選会を見据えて、ハーフマラソンという距離やロードへの適正を磨くため、数多くのロードレースにも出走してきました。これは例年の筑波の流れとは大きく異なることであり、箱根駅伝予選会に向けて積極的な動きであると思います。

また、各レースで十分な調整は行わずに、春以降結果を出すために強化を重視してきた分、今後始まる記録会、関東インカレ、全日本大学駅伝予選会への期待と気持ちの高まりがチーム内にも感じられます。引き続き温かいご声援のほどよろしくお願いいたします。

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