6月5日(木)〜6月8日(日)の4日間にかけて天皇賜盃第94回日本学生陸上競技対校選手権(以下、日本インカレ)が岡山県・JFE晴れの国スタジアムで開催されました。今大会は9月に行われる東京世界陸上の開催を受け、例年より3ヶ月ほど前倒しとなる、異例のスケジュールで行われました。男子長距離ブロックからは3年の川﨑颯(体育3)が入賞を目標に、筑波大学を代表し出場しました。ここではその結果を報告させていただきます。
文責:西洸平(体育1)
天皇賜盃第94回日本学生陸上競技対校選手権
【男子10000m】
初日、男子10000mに川﨑(体育3)が出場した。川﨑は、大きい集団の後方から落ち着いたスタートを見せた。留学生を含めた6人が集団を抜け出したが、そこでも川﨑は落ち着き7位集団の中で順調にレースを進めた。5000mを14分30秒ほどで通過し、そこから少し集団のペースは落ちたものの、ラスト3周に差し掛かったあたりから川﨑は積極的にペースを上げていった。最終的に7位集団は3人に絞られ、3人のうち2人が入賞という熾烈な入賞争いの中、気迫のこもったラストスパートで、見事7位入賞を掴み取った。
また対校戦というところで、7位入賞は筑波大学に2点を貢献する結果。筑波大学陸上競技部としては『両インカレ男女総合アベック優勝』を目標としており、留学生も多い長距離種目での得点獲得は大きな意味を持っている。今大会では女子が総合優勝を成し遂げ、盛況のうちに幕を閉じたが、来年のインカレに向けて男子長距離ブロックとしてチームに点数を持ち帰れるように、ここがまた新たなスタートになる。
【川﨑コメント】
「日頃より多くのご支援を賜り、ありがとうございます。体育専門学群3年の川﨑颯です。6/5に行われました、日本インカレ 男子10000mに出場し、29分13秒09で第7位という結果でした。今回のレースは入賞し、筑波大に点数を持ち帰るという目標を持って挑んでいたため、7位入賞という目標通りの結果を得ることができ、素直に嬉しい気持ちです。今回のレースは、思うような結果が残せずかなり悔しい思いをした関東インカレを経ての試合でした。そのため、日常生活の過ごし方から見直し、試行錯誤しながら日々の練習に取り組んで来ました。レース内容や結果もそうですが、何よりもレースを迎えるにあたって多くの引き出しを作れたことはかなり今後の競技力向上に利用できると感じています。ここからの自身の躍進を楽しみに練習に励んでいきます。応援等ありがとうございました。」
順位 | 氏名 | 所属 | タイム | 備考 |
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7位 | 川﨑颯 | 体育3 | 29:13.09 |