夏の強化が終わり、秋のトラックシーズンが始まりました。まずは箱根駅伝予選会へのエントリー及び出場が叶わなかったものたちが自身の成長を確認するためのレースとして第134回平成国際大学長距離競技会、及び第252回東海大学長距離競技会に出場して参りました。ここではこれら2つの記録会を振り返りたいと思います。
文責:西洸平(体育2)
第134回平成国際大学長距離競技会
主な背景として、平成国際大学長距離競技会に出場したメンバーは1週間前に公式ではないが、5000mのタイムトライアルをしている。その練習ではペーサーが一定のペースで引っ張ってくれたこと、気候条件が良かったことなど条件がよく、全員が次週の5000mに向けてかなり良いイメージを持てるようなものとなった。このイメージを持ったまま、実際の試合で結果を出すことができたのかということについても振り返っていく。
5000m7組
この組には﨑山健之介(医学2)が出場した。1週間前の5000m一本では自身のPBを大きく上回る15分44秒で走ったため、実際の試合でも上手く結果を残せるように臨んだ。この日は、スタートしてから15分30秒ペース、つまり1km当たり3分6秒程で推移している集団に崎山はうまくつき、冷静にレースを進めることができていた。しかし、3000mを過ぎてから疲れを見せ、ペースを徐々に落としてしまい、結果として15分46秒程でゴールとなった。1週間前の記録には届かなかったが、レースという生モノで、公式のベストとして15秒ほどの大幅な更新をすることができ、この夏での成長を形として示すことができた良い機会となった。
選手コメント(﨑山)
「日頃より多大なるご支援・ご声援を賜り、ありがとうございます。医学類2年の﨑山健之介です。先日行われました平成国際大学記録会に出場してベストを更新しました。目指していたタイムには届きませんでしたが予選会に向けたチームのいい流れに最低限ベストという形で乗れたのは良かったです。応援ありがとうございました。」
5000m8組
この組には、14分台を出すために必要な練習はできていたのにも関わらず、春シーズンでは試合でうまく結果を出すことができず、今回のレースでなんとしてでも14分台を出そうと意気込んでいた、半澤朝陽(工シス3)が出場した。良い意味でレース自体に大きな動きはなく、、、半澤は序盤から終盤まで2番手を死守し、ぬるっと14分台を出してくれた。夏合宿では怪我で練習に参加できない時間が長く、本人も苦しんでいた中でのPBとなって安心したことであろう。この勢いのままチームの戦力となってくれることであろう。これからの半澤に期待大だ。
選手コメント(半澤)
「日頃より箱根駅伝プロジェクトにご支援・ご声援を賜り、誠にありがとうございます。先日行われた第134回平成国際大学長距離競技会5000mに出場し、14:57.79で自己ベストを更新しました。
夏合宿直前に故障してしまいチームに貢献できていない中で、自分の弱さを認めて練習を重ね、「これ以上置いていかれてたまるか」という思いで挑みました。
4年ぶりの自己記録更新となりましたが、これを反撃の狼煙としてかけあがっていきます。応援ありがとうございました。」
5000m9組
この組には西洸平(体育2)、富田蓮大(体育3)、丸子晴樹(構エネM1)が出場した。この3人は1週間前の5000m一本で全員が15分10秒ほどで余裕を持ってこなすことができた。特に西と富田はまだ5000mで14分台を記録したことがなかったため、期待が高まった中のレースとなった。この組ではスタートのピストルの音が上手くならなかったことから、3人ともスタートで出遅れてしまった。富田は遅れた分最初からかなりスピードを出し、先頭集団まで追いついた。一方丸子と西は前に追いつくことはできず後ろの方からのスタートとなった。先頭集団にいた富田は良いラップタイムを刻み、3000mを8分50秒ほどで通過した。本人曰く、最初にダッシュをした影響もありこの力感で8分50秒もかかってしまったのかと思ったようだ。しかし、かなり余裕があったようで、集団が1周72秒程で落ち着きそうな時に富田は積極的に先頭に飛び出し、ラップタイムを徐々に上げ、最後には見事なラストスパートを見せ、初めての14分台で14分36秒をマークする好走を見せた。一方、丸子と西は後ろで進めてしまったが故に接触などに多く巻き込まれてしまい、丸子は3000mを9分ちょうど、西は9分5秒ほどと悪くないペースで通過したのだが、思っていたよりも前半で体力を使ってしまい、そこからペースを落としてしまい、良い結果を残すことはできなかった。しかし、西はPBを17秒ほど更新したため、結果としては悪くないものとなった。この秋シーズン中に14分台を出してくれることを期待したい。
選手コメント(富田)
「夏の強化期間での成果を発揮することができました。
まだまだ余力を残しているため、今後のレースにもご期待ください!
ご声援ありがとうございました。」
5000m10組
この組には宮田海慈(社工2)が出場した。今年の冬から春にかけて怪我で離脱をしてしまい、春のトラックシーズンには参加できずにいた宮田。しかし、試合に出ていない間、夏に向けて着々と練習を積み、夏合宿前にはとても強い姿を見せることが多かった。しかし、夏合宿では本人もまだ原因をはっきりとさせることができていない不調により、うまく練習を回すことができず、今年は予選会のメンバーから外れることとなってしまった。しかし、9月の後半から無事に復調、今回の競技会の宮田の結果には皆が期待していた。
スタートしてから集団の前の良い位置でレースを進め、2000mを5分52秒ほどで通過したが、そこから大きくペースを落としてしまい、今後のことも考え、監督の判断で今回の試合は3200mでDNFという形になった。今回の試合では結果を残すことはできなかったが、この悔しさをバネに次の試合ではきっと皆を驚かせてくれるような結果を叩き出してくれることであろう。
第252回東海大学長距離競技会
男子10000m2組
初の10000mとなった岩田。29分台を出す準備は夏し続けていた。集団内で落ち着いてレースを進め、5000mを15分06秒と良いペースで通過したが、今秋初めてのスパイクということもあり、疲れを見せ徐々にペースを落としてしまった。同じ組に出場していた皆川は29分台を出す良いペースでレースを進め、終盤ペースを少し落としてしまったが30分13秒ほどでレースを上手くまとめ、ベテランの安定感を見せた。
選手コメント(岩田)
「日頃より多大なるご支援・ご声援を賜りありがとうございます。体育専門学群3年の岩田明輝哉です。10/24の東海大学記録会10000mにて30分51秒82でした。予選会前にシューズでとはいえ29分台を出せていたので遅くとも30分15秒は切ろうと思っていました。しかし、スタート時間の20分遅れや4000m~5000mでの集団のペースダウンに反応できなかったがためにこのような結果になってしまいました。思い返せば予選会前の29分台も周りのペースメイクのおかげだったため、今回のタイムは妥当だったと思います。自分の強みを活かして10000mでの29分台を出せるようにします。」
<結果表>
| 種目 | 組 | 氏名 | 所属 | 記録 | 備考 |
|---|---|---|---|---|---|
| 5000m | 7 | 﨑山健之介 | 医学2 | 15’46″35 | PB |
| 8 | 半澤朝陽 | 工シス3 | 14’57″79 | PB | |
| 9 | 富田蓮大 | 体育2 | 14’36″68 | PB | |
| 丸子晴樹 | 構エネ院1 | 15’14″29 | |||
| 西洸平 | 体育2 | 15’29″17 | PB | ||
| 10 | 宮田海慈 | 社工2 | DNF | ||
| 10000m | 2 | 皆川和範 | 知シスD1 | 30’13″04 | |
| 岩田明輝哉 | 応理2 | 30’51″82 | 初 |




























